本の紹介(11) 【そして、バトンは渡された】

こだわりを通じて、人と人を、人と物を繋げる
つながりびと『はるさん』です。

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きょうは本の紹介です。

僕は主に図書館で本を借りて読んでます。

ジャンルは、自己啓発本、ビジネス本、エッセイ、実用書、レシピ本、小説、絵本、写真集なんでもその時に勧められたり、紹介されていた本を片っ端から読んでます。

簡単な読書記録をInstergramに投稿しています。

その中から、1冊を選んで5分で内容が分かる紹介をします。

「そして、バトンは渡された」

第16回本屋大賞受賞作品 父親が3人、母親が2人、4回も苗字が変わった少女優子の成長と愛情に溢れる家族の物語。
それぞれの親の愛情の形、それを真っ直ぐに受け取る優子、血の繋がりよりも強い絆を感じる一冊。


書名:そして、バトンは渡された
著者:瀬尾まいこ
単行本:372ページ
出版社:文藝春秋
価格:1600円+税

3つのポイント

1.明日が二つになった。

  物語では、優子ちゃんの親になって明日が二つになったと言っているが、子供に限らず、誰かと暮らすって言うことは、喜びも悲しみの二つになるって言うことなんだと思う。

2.お父さんを選ばなかったことを後悔していない。

  あの時、お父さんを選んでいたら、自分には新しい親はできなかったし、父親にも新しい家族ができなかった。お父さんを選ばなかったから多くの人の愛情に包まれた育った。そんな事を思える優子ちゃんは素敵だと思う。

3.夫婦って、喜びも悲しみも賛成も反対も2人で分け合う。

  沢山の愛情の中で育ったからこそのそんな言葉か自然と出てくるんだろうな。

んな人には是非お勧めの一冊です。

・家族の愛を感じたい人
・子育てに悩んでいる人
・涙を流したい人  

著者のプロフィール:

1974年、大阪府生れ。奈良市在住。大谷女子大学国文学科卒。2005年〜2011年まで国語教諭とし勤務する傍ら執筆活動を行う。
2001年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年単行本『卵の緒』で作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、2009年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する。
自身の中学校勤務をもとにしたエッセイも執筆している。

まとめ

家族の形は色々あっていいと思う、自分もちょっと変わった環境で育ったので、自分と重ねて読み進めていた。
思うのは、一緒に暮らすことで絆は深まる、一方どこか遠慮があって真正面からぶつかり合えないもどかしさもある。
血が繋がっていても、いなくても相手の事を想おう気持ちが絆を深めるんだと思う。

映画「そして、バトンは渡された」

原作とは結末が違うが、大筋は踏襲していていい感じのドラマになっていると思う。
個人的には、永野芽郁ちゃんがとても優子ちゃんのイメージにあっていて、ずーっとニヤニヤしながら見てしまった。

小説も映画もとても良かった。映画は家族と時間の設定を理解するのに戸惑ってしまったこともあって、もう一度見てみたい。


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