2021年読んだ本BEST9

こだわりを通じて、人と人を、人と物を繋げる
つながりびと『はるさん』です。
ご覧いただきありがとうございます。
初めての方は、プロフィールを読んで下さい。
金曜日は、「拘り」「本の紹介」をしています。できょうは本についてです。
僕は主に図書館で本を借りて読んでます。
ジャンルは、自己啓発本、ビジネス本、エッセイ、実用書、レシピ本、小説、絵本、写真集なんでもその時に勧められたり、紹介されていた本を片っ端から読んでます。
簡単な読書記録をInstergramに投稿しています。
Clubhouse「本を売らない本屋さん」で本を紹介したり、紹介されたりで、春頃から読書量が急激に増えました。
きょうまでに209冊の本を読みました。
その中からベスト9を選んで見ます。3つのジャンルから3冊づつ。
目次
小説編
星を掬う
最近読んだのもあって、一番印象に残って、一番心に刺さった一冊。
「52ヘルツのクジラたち」を読んでいたら、息子に勧められたのでもある。
【書籍情報】
星を掬う
町田そのこ
中央公論社
1600円+税
【あらすじ】
2021年本屋大賞受賞後第1作目。
小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした後、母に捨てられと主人公千鶴。
ラジオに投稿したのをきっかけに若年性認知症になった母と再会する。母との距離感を少しずつ縮めていく。
【コメント】
自分の体験に似て、色々と考えさせられた。
生きるぼくら
「本を売らない本屋さん」で紹介されていて、普段あまり読まない小説を読むきっかけになった本。また、この本をきっかけに「原田マハ」ファンになった一冊でもある。
【書籍情報】
生きるぼくら
原田マハ
徳間書店
1600円+税
【あらすじ】
両親の離婚、壮絶ないじめにあい引き籠ってしまった少年が母親に見捨てられ、疎遠になっていた祖母からの年賀状の一文を読み、唯一身内のマーサばあちゃんを頼って会いに行くところから物語は始まり、そこで出会った人達と昔ながらの米作りをすることになり自分を取り戻して成長していく姿を描いた話し。
【心に響いた言葉】
「おばあちゃんを心配するあまり、おばあちゃんの『自我』を–言い換えるなら、おばあちゃん自身の人間としての誇りみたいなものを、取り上げちゃっているのようなものなんだよ」
そしてバトンを渡された
映画を見る前にと思って手に取った。自分の境遇と重ね合わせてしまい、ぐっと引き込まれてしまった。
【書籍情報】
そして、バトンは渡された
瀬尾まいこ
文藝春秋
1600円+税
【あらすじ】
主人公は17歳の森宮優子。父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わったが、彼女はいつも愛されていた。
【コメント】
血の繋がりより濃い関係はあると思う。ぼく自身も15歳まで、ふたりの母親に育てられた。
その後、さらに父親の連れ合いはふたり現れたが、母親とは感じなかったな。が、いつも自分のことを気にかけてくれてたのは本当にありがたかった。
小説編の3冊は、どれも自分と重ね合わせて読んでいた。
エンタメとして楽しむと同時に、自分を見つめ直す機会にもなって、これかどう生きていこうか?を深く考えた。
自己啓発本編
ユダヤ人大富豪の教えⅢ
これは、「本を売らない本屋さん」のモデレータ、くっきーさんの人生を変えた一冊ということで読んだもの。人間関係がきっと改善する。
【書籍情報】
ユダヤ人大富豪の教えⅢ
本田健
だいわ文庫
650円+税
【あらすじ】
『ユダヤ人大富豪の教え』の続々編
人間関係を築く8つの教え
人間関係のマトリックスを分かりやすく物語で教えてくれます。
感情によって人はまったく別人になる、自分の立ち位置を知る、その家族に生まれた意味を考える、幸せな人生の条件とは?
【心に響いた言葉】
豊かさとは、ただそこにいるだけで心から安心して楽しんでいる状態だ
【コメント】
人間関係のマトリックスを理解して行動すれば、劇的に人間関係が楽になると思う。この本は手元に置いて何度と読み返したい一冊です。
フランス人は10着しか服を持たない
滅多に本は買わないのに、なぜか買って帰ってきた本。タイトルは生き方の象徴のようなもので、決してフランス人は10着しか服を持っていないわけではない。
物理的にも精神的にも断捨離していて時期だからこそ手に取ったんだと思わざるを得ない一冊。
【書籍情報】
フランス人は10着しか服を持たない
ジェニファー・L・スコット
だいわ文庫
650円+税
【あらすじ】
典型的なカリフォルニアガールだった著者が、フランスの貴族の家にホームステイで学んだ毎日を“特別な日”のように生きること。
*間食はせず、食事を存分に楽しむ。
*上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。
*日常の中に、ささやかな喜びを見つける。
情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法が満載。
【心に響いた言葉】
いちばん良い持ち物をふだん使いにする
夢をかなえるゾウ4
ベストセラーシリーズ4作目、1作目から読もうかとも思ったけど、この一冊だけでも読む価値ありとのお勧めで読んでみた。その通りでした。これは、物語の形をした人生訓・自己啓発本だ!
【書籍情報】
夢をかなえるゾウ4
水野敬也
文響社
1580円+税
【あらすじ】
家族を愛する会社員。 彼は夢は「このままの日常がずっと続くこと」。
しかし彼は余命3か月を宣告されてしまう。 残り3か月で家族のために一体何ができるのか。 さらに事態は思わぬ方向に展開し、衝撃のラストへ
自己啓発的小説。シリーズ4作目。テーマは「生」と「死」
自分があと3か月で死ぬとしたら、どんな生き方をしたら後悔がないだろうか。
余命宣告をされてどう生きるか?をガネーシャの課題をこなし考えいる。最後にどんでん返しが。。。
【人間か死に際に後悔すること】
・本当にやりたかったことをやらなかったこと
・健康を大切にしなかったこと
・仕事ばかりしていたこと
・会いたい人に会いに行かなかったこと
・学ぶべきことを学ばなかったこと
・人を許さなかったこと
・人に意見に耳を貸さなかったこと
・人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
・死の準備をしておかなかったこと
・生きた証を残さなかったこと
【後悔しないために】
・健康に良いことを始める
・死後の手続きを調べる
・お金の問題がなかったらどんな仕事をしたいか夢想する
・大きな夢に向かう小さな一歩を今日踏み出す
・人に会ってわだかまりをとく・
・「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る
・経験したことのないサービスを受ける
・節約を楽しいむ
・思い切って仕事を休む
・自分の体に感謝する
・身近な人に感謝の言葉を伝える
・周囲の期待と違う行動をとる
・限界を感んじたとき、もうひと踏ん張りする
・両親の生い立ちを知る
【他人の欠点を受けいる】
・見る場所を変える
・相手の背景を想像する
・他人に完璧さを求めている自分に気づ
【コメント】
「あきらめる」と「受け入れる」は同じ意味(叶わない夢に縛られて不幸になるなら手放すことも必要)
苦しみの多くは「夢」が生み出している(何かを強く望む=今を否定している)
自分も「死」を考える年齢になってきた。死を意識するとは真剣に「生」を考えること。後悔のない人生いつでも始めれば良い。
自己啓発本3冊は、これからむかえる老後の生き方を見つめ直す本たち。
エッセー(タレント本)編
赤の継承
図書館のお勧め本の書架にあり、カープの本と言うことだけで借りてきた。
こんなに感動するとは予想をしなかった。ことし一番裏切られた一冊。
【書籍情報】
赤の継承
緒方孝市
光文社
1600円+税
【あらすじ】
緒方さんの監督論、どのようにカープの黄金期を作ったか?の裏側を赤裸々に表現している一冊。
【コメント】
ファンは試合の結果に一喜一憂して、監督の采配を評論するが、裏側を知るとまた、野球の見方が変わる。
優勝は目的では無く、その先にあるものの手段だと言う緒方さんの言葉が心に刺さる。カープが益々好きになった。
ひとりじめ
浅田美代子さんが沈黙を破って、樹木希林さんとの人生を語ると言うことで読んでみた。
【書籍情報】
ひとりじめ
浅田美代子
文藝春秋
1600円+税
【あらすじ】
姉であり、母であり、親友だった樹木希林さん。ずっと「ひとりじめ」にしてきた希林さんとの思い出と、青春の日々を綴ったエッセイ。
【コメント】
樹木希林さんから語り部としてされた浅田美代子さんだから知っている樹木希林さんのこと、とても興味深く一気に読みました。
本当に希林さんを『ひとりじめ』してたんですね。
母ちゃんのフラフープ
淳に興味があって読んでみた。 淳の知らない部分が意外だった。
【書籍情報】
母ちゃんのフラフープ
田村淳
ブックマン社
1400円+税
【あらすじ】
ロンドンブーツ1号2号の淳の自伝〜
母との別れの物語。そして、どう最期を迎えるか?どうそれを伝えるか?を問いかけてます。
【心に響いた言葉】
誰もがそうとは言わないが、親とは二回、別れがある。
一度目の別れは、子どもが実家を出ていくとき。
二度目の別れは、親がこの世を出ていくときだ。
【コメント】
健康でもあすの命の保証なんて誰にも無い。だから後悔の無い生き方もしたいが、残された人が困らない様にもしておきたい。
エッセー本3冊は、ミーハー気分で手に取った本。でも良かった。
最後までおつきありありがとうございます。
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